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全国9地区・67エリア・362支部で学び合う経営者のコミュニティ
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  2. 討議会の進め方
  3. 討議長・副討議長勉強会

討議長・副討議長勉強会

討議会の質は、討議長の事前の準備と当日の進行で決まります。このページは、全国の討議長・副討議長のために、運営の基本をひとつにまとめたものです。エリアや地区で開く「討議長・副討議長勉強会」のテキストとしてもお使いください。

まず、リーダーである私たちから。

方針を実現するのは、本部でもエリア長でもなく、毎月の討議会を運営する討議長です。人に言う前に、まず自ら学び、実践し、楽しむ姿を示すことから始まります。

POSITION討議長とは──ひとつの支部を預かる長

あなたの名前で呼ばれる支部

経営者の会では、委員会名ではなく討議長の名前で「○○支部」と呼ばれます。討議長=支部長です。

公式な役職としての責任

単なる「進行係」ではなく、ひとつの支部を預かる長として公式に登録されます。

進行が「学びの質」を決める

討議長の進行次第で、参加者の学びの深さも、継続参加率も大きく変わります。

組織運営の要

エリア長とメンバーをつなぎ、方針を現場で実現する最重要ポジションです。

副討議長は、次期討議長候補です。サポート役を通じて運営のノウハウを学び、進行のローテーションなどで経験を積んでいきます。討議長は、副討議長やメンバーを次の討議長に育てることまでが役割です。

RESPONSIBILITY討議長に期待される4つの責任

1

原則として、全日程に参加する

日程を最優先で確保し、急な欠席時は副討議長へ代理を手配します。討議長の参加は、会の安定運営の基盤です。

2

メンバーの出席率を高め、支部の活性化を図る

欠席者へのフォロー連絡、参加しやすい日程調整と工夫。出席率は討議長の関わり方のバロメーターです。

3

学びや経営のヒントになる討議会を行う

設問の事前読み込みと、全員が発言できるファシリテーション。「来てよかった」と思える質の高い場づくりが求められます。

4

副討議長やメンバーを次期討議長に育てる

役割分担による経験の提供、進行役のローテーション。組織の永続性のために、次世代のリーダーを育てます。

MINDSET討議長としての7つの心構え

討議会の成功は、当日の進行だけでなく、事前の準備と討議長のあり方で9割が決まります。

事前準備要点と論点を掴む

誌面と設問を熟読し、今月の要点と討議の論点を事前に把握しておきます。

進行論点が噛み合う進行

単なる発表会にならないよう、論点の噛み合った討議進行を心掛けます。

状況把握メンバーを把握する

メンバーの業種、理念、取り組み、課題などの状況を常に把握しておきます。

空気作り楽しい雰囲気

真剣な中にも、発言しやすく楽しい雰囲気づくりを心掛けます。

配慮発言の偏りを防ぐ

一人の発表が長くなり過ぎないよう、発言者が偏らないよう配慮します。

姿勢謙虚に学ぶ

進行役であっても、参加メンバーから謙虚に学ぶ姿勢を忘れません。

参加率向上年初に年間日程を確定

年間の討議会日程を1月に決めます。出席率の低いメンバーの日程に合わせるなど、参加しやすい工夫を行います。

YEARLY CYCLE討議会の年間サイクル──学びのPDCA

1

年間日程の決定

PLAN/1月1月中に全日程を仮決めし、メンバーに周知します。出席率の低いメンバーに合わせた日程調整も検討します。

2

設問送付・案内

DO/前月末開催前月末には参加者に設問表を送付。オブザーバーへの案内も忘れずに行います。

3

討議会開催

DO/当日論点が噛み合った討議進行と、全員が発言できる配慮で、学びの場をつくります。

4

活動報告・共有

DO/3日以内終了後3日以内に、写真を添えた開催報告を地区の共有の場に発信します。毎月5日までに集計システムへの入力も行います。

5

お礼・フォロー

CHECK/翌日参加へのお礼を配信し、欠席者へのフォロー連絡で次回の参加を促します。

6

次回への改善・準備

ACTION/次月へ反省点を踏まえて進行や運営を改善します。開催場所の変更など、マンネリ防止の工夫も検討します。

PREPARATION開催前の準備──参加率を高める7つの工夫

「段取り八分」。丁寧な準備とこまめな情報発信が、メンバーの安心感と参加意欲を高めます。

計画年間予定を年初に決める

スケジュールをオープンにし、いつでも確認できる状態にして予定確保を促します。

環境方法・場所の明確化

リアル・オンラインの別を明示し、会社訪問を取り入れるなどマンネリを防ぎます。

事前準備設問表の送付

開催前月末には送付します。オブザーバーへの送付も忘れずに。

周知リマインドの強化

他の案内と合わせて討議会の詳細や設問を知らせ、開催直前にも念押しします。

動機付け出欠の見える化

「皆で勉強しよう!」と呼びかけ、誰が参加するかを見えるようにして意欲を高めます。

交流懇親会の活用

討議後のクールダウンや深掘り、メンバー間の関係づくりの場として活用します。

フォロー開催後のお礼

お礼とともに3日以内に報告を配信。欠席者にも配慮ある連絡を忘れずに。

ON THE DAY当日の進行──時間配分とコツ

まず役員間で今月のテーマと方向性を打ち合わせ、討議時間を確保できるよう時間配分を設計し、「どんな学びに結びつけるか」をイメージして設問を選び読み込んでおきます。そのうえで、当日は次の4ステップで進めます。

1

導入・目的共有

なぜ今日学ぶのか。ゴールを全員で共有し、話しやすい場をつくります。

2

発表・シェア

全員の意見が出揃うよう、時間管理をしながら進行します(偏り防止)。

3

討議・深掘り──最重要パート

表面的な会話で終わらせず、本質的な問いを投げかけて気づきを引き出します。

4

まとめ・実務への接続

「明日から何を実践するか」。具体的な行動に落とし込んで締めくくります。

REPORTING開催後の報告──報告までが討議長の仕事

1

見出しを統一する

「●月度 ●●支部討議会報告」と明確に記載し、一目でどの報告かわかるようにします。

2

基本情報を記録する

日時・場所・参加者数(オブザーバー数)を記録します。

3

討議設問と学び(メイン)

「どんな議論があったか」「何を持ち帰ったか」を設問ごとに簡潔にまとめます。

4

討議長所感と次回案内

運営の工夫や感想を一言。次回の日程もこの場で周知し、予定確保を促します。

5

写真(必須)

雰囲気の伝わる集合写真を添付します。オンラインの場合はスクリーンショットで構いません。

集計システムへの入力もセットで。開催状況(開催・参加人数など)は、毎月5日までに討議会集計システムへ入力します。報告と入力までが、討議長のひと月の仕事です。

この「見える化」は事務作業ではありません。活動をオープンに発信することは、①会の存在と活気を外に伝え(認知)、②誰が参加しているかが見えることで新しい参加者に安心感を与え、③感想を伝え合うことで互いの学びを深める──次の仲間を生む大切な活動です。

GROWTH討議長が得られる7つの成長

「大変さ」の先に、経営者としての確かな実力があります。討議長の経験は、そのまま自社の経営力・組織づくりに直結します。

状況把握空気を読む力

場の雰囲気やメンバーの状態を瞬時に察知し、対応する力が養われます。

統率力リーダーシップ

多様な意見をまとめ上げ、一つの方向へ導く統率力が身につきます。

対人影響力動機づけの設計

自分や他人をどうすればモチベートできるか、実践を通じて学べます。

知的能力読解・要約力

本質を見極め、要点を簡潔にまとめる知的生産性が向上します。

コミュニケーション傾聴・共感力

発表者の意見を深く聴き、受け止める器の大きさが育ちます。

マネジメント時間管理

限られた時間で最大の成果を出すタイムマネジメント力がつきます。

総合スキルファシリテーション力

議論を活性化させ、参加者の気づきを引き出し、結論へ導く会議進行スキルが習得できます。

SUMMARYまとめ──質と見える化で、成果は後からついてくる

質が価値を決める

「参加して良かった」と思える学びの質こそが、会の存続と発展の鍵です。

開催率は「目的」ではなく「結果」

数字を追うのではなく、魅力ある場をつくることで、自然と高い出席率がついてきます。

討議長の関わりが学びを左右する

あなたの準備と進行が、参加者全員の気づきの深さを決めます。

「見える化」が次を生む

活動をオープンに発信することで、新たな仲間を引き寄せます。

参加したくなる雰囲気づくりで、質の高い討議会を。

皆さまのリーダーシップに期待しています。基本の進め方は「討議会の進め方」もあわせてご覧ください。

© 「理念と経営」経営者の会.